J1自動昇格争い展望〜東京vs静岡〜

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こんにちは人生J2沼ことJ2至上主義です。今回は終盤戦を迎えているJ2リーグJ1自動昇格争いについて展望していきたいと思います

現状を確認

まずは30節を終えた時点での順位表をおさらい

首位町田が勝点63、2位磐田との勝点差は"9"

3位清水4位東京Vとは"11"の差をつけ尚且つ1試合未消化と現状ではJ1自動昇格へ大きなアドバンテージを取っている

町田のJ1自動昇格は濃厚

では具体的にその"大きなアドバンテージ"がどれ程のものか説明しよう

こちらの画像は過去5年の自動昇格圏/PO圏/残留圏の平均値を割り出した表

左の自動昇格ライン(2位)の目安となる数字は四捨五入して「勝点81」しかしながら今季はおそらく勝点80でも自動昇格が可能だと予想する

その理由は現在2位磐田の勝点が54、80までは残り「26」、残り試合数が12試合なので、9勝or8勝2分or7勝5分の成績が必要

3位清水4位東京Vになると勝点80まで残り「28」になるので、10勝or9勝1分or8勝4分の成績が必要になってくる、勿論可能な範囲ではあるが、そう容易い数字でない事は皆様にもお分かり頂けるだろう

では現在首位の町田ならどうか、現在町田の勝点は63、勝点80までは残り「17」、必要な成績は6勝or5勝2分or4勝5分or3勝8分or2勝11分、未消化分を含め13試合を残す町田がこの成績以下になる事は到底考えづらい、よって町田のJ1自動昇格は濃厚だろう

焦点はもう1枠の争いへ

ではJ1自動昇格の残り1枠をかけた争いについて見ていく

パッと見で順位表を見ると8位群馬までの争いに映るが、現実的な数字でいくと5位大分でも厳しいというのが個人的な見立て

先程お話した"勝点80"を目安にすると5位大分でも残り31ポイントが必要、つまり残り12試合で11勝or10勝1分が必要で9勝3分でも勝点80には届かない

長崎/甲府/群馬の勝点47トリオは11勝が最低条件、9位山形が"残り全勝"で勝点80に到達となる

よって残り1枠の争いは2位磐田(勝点54)、3位清水(勝点52)、4位東京V(勝点52)の争いになると予想

東京ヴェルディvs静岡2クラブ

偶然が必然か"東京vs静岡"の構図になりそうな今季のJ1自動昇格争い

もう1枠の争いだが勢いでは静岡勢が1歩リードか

こちらは10節ごとの成績表

21節-30節(直近10試合)の成績では磐田/清水が共に好成績、東京Vは決して悪くはないがやや停滞気味、各チームを簡単に振り返ると

ジュビロ磐田

2位磐田は前節町田との天王山に敗れはしたが、そこまでは11試合負け無しと破竹の勢いで2位まで駆け上がってきた

補強禁止という異例のシーズンながら後藤選手、藤原選手等、若手の台頭や

金子選手、松原選手、松本選手等、中堅選手達が安定感のあるプレーを披露

特に金子選手は現在絶好調で多くの得点にも絡み抜群の存在感でチームを牽引

更にはジャーメイン選手がワントップで輝きを放つなど横内監督が見事な手腕を発揮している

一つ懸念点は上原選手の離脱、今季ここまでチームを引っ張ってきた存在で前節町田戦はドゥドゥ選手が代わりにボランチを務めたが、やはりドゥドゥ選手はもう1列前の方が怖さがあるので上原選手がいつ戻ってこれるのか?代わりに誰が入るのかは今後気になってくる部分ではある

清水エスパルス

3位清水は圧倒的戦力を有し開幕前からJ1自動昇格筆頭候補、J1復帰は当然と思われていたが開幕から7試合勝ち無しと苦しみ監督交代も行われた

しかしながら秋葉監督就任後はしっかりと勝点を積上げ監督自信が"戦術乾"と発言する程トップ下に入った乾選手が圧倒的な存在感を見せ大活躍

他にもCジュニオ選手が得点を量産、最近ではホナウド選手がチームの核となり現在3連勝&8試合負け無しと絶好調

更には原選手がレンタルから復帰、山原選手が怪我から復帰し流石と言えるプレーを見せ守備陣も安定、得失点差でも優位にたっており次節首位町田を叩ければ自動昇格へ更に勢いは増すはず

東京ヴェルディ

4位東京Vは開幕から安定して勝点を積み重ねてはいるが、もうワンパンチが必要かなという現状

守備面で城福監督が信条とする「球際で激しくスパイク1個分寄せる」という部分を体現し、ここまでリーグ最小"22失点"と素晴らしい数字を残している

課題は明確で得点力、今季のトップスコアラーがサイドバックの深澤選手、最前線で中心的存在になる選手が不在

山田選手、佐川選手、染野選手など同世代3選手の活躍が悲願のJ1復帰の鍵になる事は間違いないだろう

その点では今朝報道があった横浜FCの長谷川選手を獲得出来れば大きな補強になる、最前線の選手を活かしつつ自分でも得点を決めれる選手であり昨季のJ1自動昇格を経験している点も若い選手が多いチームにとって非常に大きな存在となり得る

後は"ホームでの勝利"サポーターの声援を力に変える事ができるか注目

まとめ

今季のJ1自動昇格争いは…

  • 町田のJ1自動昇格は濃厚
  • 磐田/清水が1年での復帰か
  • 東京Vが15年ぶりのJ1復帰か

今回は"勝点80"を自動昇格ラインと仮定しての話なので実際の自動昇格ラインがこれより下がれば他のチームにも自動昇格のチャンスは増えるし、まだまだ何が起こるか分からないのがJ2リーグ、LAST12+α刮目せよ

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